箱庭-berry garden-

妄想クソブログ

声は電波に乗って

錦戸亮が1人でラジオやるってよ!!」

ということで1/12に放送された「錦戸亮オールナイトニッポンGOLD」を聞きましたよ正座して。…嘘つきました。正座はしてません。というよりながら作業しながら聞いてました。すみません。

本人も「不安」と仰っておりましたが、聴くこっち側も始まるまでは不安しかなかった(失礼)のですが、いざ始まってしまえば

これが…

 

え、何コレ?っていうかスゲー良かったよね!?

 

まぁ基本グダグダなのは想定通りでしたが(笑)、今現在の等身大の「錦戸亮」をラジオの中に感じ取れたんじゃないかなーと思っております。

関ジャニ∞では基本スカしてる方」って自己紹介されてましたが、そう思われてる方々に是非聞いて欲しかったラジオでありました。*1

まぁラジオ内で話したエピソードに関してもいろいろ言いたいことはあるんですけども、その中でも錦戸さんの選曲についてが素晴らしすぎるのでつらつら書いていきたいと思います。

(時系列順に記載)

 

1.関ジャニ∞「なぐりガキBEAT」

あー、ね。まぁ何かしら流しますよねー。だけど「なぐりガキ~」だと思わなくてびっくり!(紅白の兼ね合いもあるかもだけど)

1曲目っていうのはある意味自己紹介的な部分が大きいと思いますのでその中でこの曲を選択したというのは

いつまでも「ズッコケ~」のイメージでいてもらっちゃ困るぞ、俺たちはこんな曲だってできるぞ、という決意表明があったのかなーなんて勝手な推測をしてしまいます。

紅白についても「いつまで賑やかし要因なんかな?とは思いますけど」って言ってましたしね。2018年は世間の今までのイメージをぶち壊しに行くぞっていう。

まさに「Knock Up The Scrawl Beat!!」ですね!

 

2.RAMMELLS「2way traffic」

えー!!まさかのラメルズ!シティポップ界隈でもここ行くかっていう。かくいう私もSuchmos関連で知ったんですけどもね。

でもSuchmos好きだからーみたいな感覚で聴くと「おおふ…」ってなる感じ。明らかにシティポップ界隈で一線ひかれちゃうっていう。

自分でも何言ってるのかわかんないけど、何がすごいって錦戸さんカラオケ行ってD○Mチャンネルから偶然聞こえてきたのをキャッチしたっていう流れもすごいし、このマイナーに行き過ぎずメジャーにも行き過ぎない絶妙なバランスのところを紹介するスタンスがすごい。

 

3.David Bowie「Space Oddity」

「チューニングとして使用している曲」って言っておりましたが、ここで言うチューニングっていうのは楽器に対してのチューニングではなく、気持ち的なチャンネルを併せる、リセットかけて気持ちを整える的な意味合いが大きいのかなと思います。

デヴィットボウイの中でグラムロックではなく、レッツダンスでもなくの初期の曲で何度も何度も再発売されてる曲を選ぶあたりがすごい。

今歌詞見るとだいぶぶっ飛んでて、あぁ…ってなるのもまた一興。

 

4.Vanessa Carlton「A Thousand Miles」

聴いた瞬間「なつこー!!」*2って叫びそうになりましたわ!錦戸さんと同年代かそれ以上の人絶対一度は聞いたことあるはず!(多分)

これもね、そんだけ有名な曲を目覚まし音として使用してたって言うその感覚がすごい。

ちなみに私も試しにこの曲をアラーム音にしたら、あらまぁびっくり自分がすげーおしゃれ生活してる感覚に陥りました。

ちなみにONE OK LOCKがカバーしてる事を先ほどスペル確かめるためにググった時に知りました。

 

5.Nick Cave「Death Is Not The End」(Bob Dylan Cover)

映画「羊の木」主題歌だそうで。

錦戸さん主演関連でなんかタイアップなしって初めてじゃない?調べてないけど。

私は映画は特にタイアップを求めておりません。その作品の内容・雰囲気にあっている曲があるならばそれを使用してほしい派です*3

タイトルと曲の内容からまぁこう結構重い内容なのかな、でもその中に救いとなるものがあるのかな、と感じましたがその正解は映画館で知ろうと思います。

たださぁ、なんでカバーの方使うのかはすっごい気にかかるんですけどね!

 

クリエイターとしての錦戸亮

いかがでしたでしょうか。上記がラジオの中でオンエアされた曲達です。

多分錦戸さんと同年代でまぁまぁ普通に音楽を聞いてきた人たちには「あぁ!」ってなるんじゃないでしょうか。

 

あとここからは書いていて思ったこと。

ここ数年の錦戸さんの作る曲が個人的にすごい好きです。

以前は「あぁ亮ちゃんってロマンチストやなぁ」*4って感じだったのですが、「Your WURLITZER」、「ビースト!!」あたりから変わりましたよね。

うまく言えないけど「自分」から「他人」に向けるようになったっていうか。うーん説明難しいなぁ。自分がクリエイターであることを意識しだしたみたいな。

私がここで使っている「クリエイター」は自分以外の他人に向けての発信ができる、という意味合いで捉えて下さい。

そう考えると今までは自分の思いを吐き出す事だったのが、いつからか自分以外の人を対象にその各個人の捉え方を考えながら作り出す事ができるようになったのかもしれません。

(何を偉そうにとお思いの方私が一番そう思ってます。すみません)

でもそれだけではなくて。

錦戸さんの場合は上でも書きましたけど「メジャーとマイナーのバランス感覚に優れている」のがすごい大きなポイントだと思います。

「メジャー」を「他人」、「マイナー」を「自分」って考えてみると錦戸さんの作るモノは「他人(メジャー)」に振り切るのではなくて、その中に「自分(マイナー)」な部分を取り入れるバランス感覚が非常に巧い人なのではないでしょうか。

それ故、彼の作る曲を聴いていると「ん?」っていうフックが多くてそこがまた一過性の毒を持たらし、見事虜にしている。

 

流石としか言いようがねぇな。

 

たかがラジオ、されどラジオ。そこかしこに等身大の錦戸さんが溢れ出ていて聴いてるこちらとしては当初の不安(だから失礼)が遥か遠くに吹き飛ぶほど楽しませて頂きました。

何か機会があれば、イヤかもしれないけどまたラジオやって欲しいなぁと思います。

あとやっぱり他のメンバーのも聴きたい!と思ってるけど安田くんはWANIMAとか流しちゃうんだろうなぁ(遠い目)

とりあえず映画「羊の木」観に行く*5のでよろしゅう頼みますー。(何を? 

 

*1:基本eighterはそう思ってない。ただの子犬だと思っている。

*2:関ジャニズムより

*3:こういうところが基本的にオタク向いていない

*4:NEWS時代の曲は分かりませんが。

*5:友達が既に私の分の前売り券もGetしているらしい